多摩、相模野、筑波をはじめとする土地のリサーチとフィールドワークにもとづいて制作した絵画と執筆したテキストによる、2024年の個展の記録を収録した冊子
サイズ:A5(中綴じソフトカバー)
制作年:2024
本文:全30ページ
特定記録郵便にて発送いたします。
穹窿航路 – 蚕神、彼の地より来訪し桑海を渡り帰還す –
古代インドより日本に流れてきたとされる蚕神・金色姫。
漂着した常陸の海岸の蚕養神社と筑波の蚕影山神社(養蚕信仰の中心地)を結び、近代日本の養蚕業において形作られた絹の道、
そして現代の交通路を合わせて、
近代日本においての重要産業だった養蚕に関するものたち(金色姫とその分身ともいえる蚕や生糸)の来訪と帰還の経路を、
現代の関東平野において想像的に仮設する。
そしてその経路の痕跡(信仰地等)を作家が追体験として辿り、各地の取材を元に絵画を制作する。
経路は以下となる。
常陸(蚕養神社) →筑波(蚕影山神社)→関東諸地域(※今回の展示では圏央道と仮定)→八王子(桑都)→絹の道→相模野→横浜
観客は展示空間に関東平野を大きく円を描いて横切る「航路」を幻視する。
加藤真史(2024年9月 個展「穹窿航路 – 蚕神、彼の地より来訪し桑海を渡り帰還す -」ステートメント
https://www.masashikato.com/